Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

日本をもっと知りたいから旅に出る

(2月29日放送)
末飛登
末飛登

(マヒト)

本名:宮崎 末飛登 (みやざき まひと)
生年月日:1964年12月26日大坂生まれ
血液型:A型

1984〜1991年にかけて、大坂で、バンド『HALFWAY BOYS』ボーカルとして活躍。バンド活動休止後に単身上京後、元 筋肉少女帯の大槻 ケンヂ、中村靖彦と共にアコースティックユニット『T.P.M.』を結成しイベントやライブ等で活動する他、FMパーソナリティとしても活躍。また趣味のバイク好きが高じて、バイク雑誌『培倶人(バイクジン)』(エイ出版)で「日本一を探す旅」を連載中!バイクをこよなく愛する趣味人である。


このコーナーではレース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなどその人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、ミュージシャン、FMパーソナリティとして活躍する一方で、バイク雑誌などで「旅の達人」としても活躍中の末飛登さんです。どうぞお楽しみください。


謎のUFO神社! 
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鹿島 :今週のゲストは、末飛登さんです。よろしくお願いします。

末飛登 :こんにちは、末飛登です。よろしくお願いします。

鹿島 :末飛登さんは、大人のバイクライフマガジン“培倶人(ばいくじん)”という雑誌で、「日本一を探する旅」というコーナーを担当されていて、いろいろなスポットを紹介されていますが、これまでの取材経験の中でNO.1のいい景色というのは、どういうところですか?

末飛登 :旅先でドラマチックな景色というのは、山の中を走っている時に急に目の前に、パッと海が開けると、“ヤッホー!”という気分になりますね。それが陽光きらめいている海であれば、なおのこと、気持ちは10歳は若返りますよね。千葉の某所なんですけども、そこはそんなに低いところではないんですね。おそらく、海抜よりも低いところに一度もぐり込んだ状態で、フッと丘を登る感じで立ち上がると、目の前に、目の高さの位置で海が広がっているのです。

鹿島 :海の中にいるみたいな感じですね。

末飛登 :そう。それがすごく気持ちがいい。そこはちょっと穴場なので教えられないな。国道からちょっとだけ海側に入った小さな湾です。その湾のド真ん中に、鳥居が立っている小さな島があります。これをヒントに探していただければいいかなあと思います。

鹿島 :はい。旅で、究極の趣味人みたいな人に出会ったことはないですか?

末飛登 :これは言っていいものかどうかわかりませんが、一部のマニアの間ではかなり有名なんですね。その昔、僕達が学生のころ、淡路島に、「たちかわ水仙郷」と呼ばれていたところがありました。今は、「謎のパラダイス」という名前になっている不思議なところです。

鹿島 :それは何ですか?

末飛登 :いわゆる、今の季節にちょうど水仙が咲き乱れる水仙郷みたいなところなんです。その一面、水仙が咲き乱れているところにとんでもないものがあるんです。簡易舗装のコンクリートの路面があって、そこの急な坂道を下って行くと、いきなりトーテムポールが立っているんです。その下に、人というのか生き物というのか、雪男みたいなものの大きな頭蓋骨が置いてあって、その対面にはUFO神社と書かれた鳥居があるんです。もう意味がわかりません。

鹿島 :…はあ!?

末飛登 :そこで、お金を出してフリスビーを買うんですよ。そのフリスビーを投げて、厄落としをしなさいと謳っているところなんです。

鹿島 :あの、フリスビーで厄落としって、フリスビーってわりと最近の文化じゃないですか。

末飛登 :でしょう。わけがわからないですよ。その隣りには、平家落人資料館みたいなものがあるんですけど、そこの入り口にも鳥居があって、両サイドにはゴジラのような形のものがあるんです。

鹿島 :そこはテーマパークなんですか? 入場は無料ですか?

末飛登 :テーマパークなんですかね。もちろん有料です。ビジネスですよ。水仙の季節に行くと水仙の花が1本もらえるのと、おばあちゃんが手渡しで炭酸せんべいみたいなものをはだかで1枚と、これは何を煮出したの? という薬草茶を振舞われます。

鹿島 :…はい…。

末飛登 :僕らが行ったころには、トーテムポールがなかったのですが、「ミニ動物園、アーチュリー、エアガン」と、書いてあったんです。で、入ってみようということになったんです。坂を下りきったところに小さなオリがあって、その中に、カラス、犬、猫、猿がいておしまいです。それがおそらくミニ動物園。

鹿島 :フフフ。

末飛登 :中に入ると、子どものころにあった竹で作ったような先っぽがゴムの吸盤みたいなった弓矢があるんです。それがゆるゆるでまっすぐに飛ばないんですよ。しかも、的のド真ん中に当たっても、吸盤がダメになっていてくっつかないんです。それがおそらくアーチュリー。エアガンは何かというと、ただの射的ですよ。

鹿島 :フフフ。まあ確かにエアガンではありますね。




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ぶらり旅系バイク人。