Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

47都道府県をバイクで巡った男

(1月11日放送)
桐島ローランド
桐島ローランド

(きりしま ローランド)

1968年生まれ。
ニューヨーク大学写真学科卒業後、ファッションや広告など幅広いシーンでフォトグラファーとして活躍中。昨年11月には、撮影を担当した歌舞伎役者・中村獅童の初の写真集『shidou』(扶桑社)が発売された。無類のバイク好きとしても有名。


このコーナーではレース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなどその人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、ニューヨーク大学写真学科卒業後、フリーランスのフォトグラファーとして、ファッションや広告など幅広い分野で活躍。プライベートでは、バイクをこよなく愛する桐島ローランドさんです。じっくりお楽しみください。


キッカケは、ルーツを探る旅。
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鹿島 :今週のゲストは、フォトグラファーの桐島ローランドさんです。よろしくお願いします。

桐島 :どうも、よろしくお願いします。

鹿島 :昨年、丸山浩さん(レーサー&ライダー)のサーキットイベントでお会いしました。

桐島 :そうなんですよね。お忍びで行っていたんです。初めてのサーキットでした。楽しかったです。やっぱり対向車が無いというのは気持ちいいですよね。

鹿島 :バイクがお好きだというのは知っていました。

桐島 :こう見えても16歳から乗っているんです。僕の場合、子どもの時にはレーサーレプリカとかが流行っていました。'80年代半ば、男の子はみんなバイクでした。

鹿島 :初めて買ったバイクは、何ですか?

桐島 :YAMAHAのFZ400です。最初に出たやつです。

鹿島 :懐かしいですね。4サイクルの四気筒。ものすごくいい音がしましたよね。

桐島 :いい音がしたんですけど、あの時代のバイクは曲がらないですね。それからアメリカのニューヨーク大学に行って、また、バイクに乗りたくなったんです。ニューヨークは、あんまりバイクに乗っている人がいないんです。盗まれるというのが一番の理由で、あと、道がすごく危ないんですよ。ニューヨークに行ったことがある人はたぶんわかると思うんですが、日本と違って車線とかがなくて、みんな適当にジグザクに走っている感じなんです。だから、当時バイクは結構レアでした。最初に買ったバイクは、BMWのR65を中古で買いました。1台500ドル、5万円ぐらいでとても安く売ってもらえました。

鹿島 :安いですね。信じられません。桁が1桁違いますよね。ラッキーですね。

桐島 :ちゃんと走るやつで、知っている人が売りたいといっていたものです。アメリカはそういう場所なんですよ。それに限定解除がないですから。要するに、日本の免許を切り替えてそのまま大型に乗れるというボーナス付きでしたから。650CCでしたけど、すぐに乗りました。それで大型バイクにハマってしまって、R100GSを買ったのです。それは気に入っていて3年以上乗っていたんですけど、日本に帰って来ることになったので手放しました。それからしばらくはバイクに乗っていなかったですね。

鹿島 :そうですか。

桐島 :30歳になって、自分の日本のルーツを知りたいと思ったので四国に行こうと思いました。母方が四国出身で、坂本竜馬と関係があるというんで。まあ、親戚ではないんですけどね。それで調べてみたいと思ってね。それが夏だったんですね。25歳〜30歳まで、5年間ぐらいバイクに乗っていなかったんですが、夏の渋滞の中をクルマで走るのはいやだなあと思ったんです。30歳だし、自分にプレゼントをしようと思ってバイクを買いました。それがキッカケでまたバイクに乗り出したんです。

鹿島 :その時、買ったバイクはなんですか?

桐島 :トライアンフのサンダーバード900CCです。まだ持ってますけど、今はもう車検切れで眠っています。

鹿島 :トライアンフなんて渋いですね。

桐島 :そうなんですよ。本当は、古いボニーが欲しくて、ボンネビルを買おうと思って、家の近くのショップに行ったんです。これから旅をしようと思っているので売ってくださいと言ったら、お願いだからやめてくれって言われました。うちが取りに行かないといけないから、やめてくれって。フフフ。




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礼文島から泡盛まで・・・