Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

地に足のついたイケメン。

(11月9日放送)
澤圭太

澤圭太
澤圭太

(さわ けいた)

1976年8月16日生まれ 175cm/65kg B型
1994年からの本格的なカートレース活動で数々のチャンピオンを獲得。
98年より4輪レースに転向。翌99年、F4シリーズチャンピオンを大逆転で獲得。
01年、全日本F3選手権に参戦し前半戦は日本人最高位を記録。
02年からは全日本GT選手権に出場、03年シーズンはセリカを駆って念願の優勝を果たすなど大活躍。

TOYOTAドライバーコミュニケーション(安全運転講習)のインストラクター、カートレースのプロデューサーとしても活動中。

公式サイトはこちら
http://www.atlantis-agency.com/a-cup/

このコーナーではレース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなどその人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、日本のファンはもちろん、いまや海外へも中継され注目を集めている全日本GT選手権にトヨタのセリカで参戦。優勝するなど大活躍の澤圭太選手です。じっくりお楽しみください。


騒がず、驕らず、冷静に見つめる。
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鹿島 :今週のゲストは澤圭太選手です。よろしくお願いします。

澤 :はい。よろしくお願いします。

鹿島 :1976年生まれの27歳。身長175p、体重65s。お洒落ですよね。自分でもかなりイケメンだと思いますか?

澤 :ハハハ。自分で思っていたらヤバイですよね。でもB型なので、基本的に自分が一番可愛いです。

鹿島 :今年、全日本GT選手権にトヨタのセリカで参戦。優勝もして、今ノリにノッている感じですよね。

澤 :今年9月のもてぎで、初めて全日本選手権というものに勝って、それから、この間あったオートポリスのレースもおかげさまで勝ちました。今2連勝中なんですよね。その前にGTとは違う別のシリーズが鈴鹿で行われまして、それも優勝することができたので、目下3連勝中です。自分でもちょっと怖いです。

鹿島 :もう出れば勝てる、という状態ですね。 

澤 :でもノリにノッている時こそ、地に足をつけてというところでしょうか。足元をすくわれちゃうこともありますから、今こそ一番大事な時期かなと思います。

鹿島 :この絶頂期に、“地に足をつけていかなければ”と感じるなんて…。レーシングカートで勝っていた頃から、そうでしたか?

澤 :そうですね。18歳の頃からそういうことを言っていたので、おやじ臭いって言われていました。人からは、アグレッシブさがないとか、ハングリーさがないとか言われることもあります。自分の中では、レースに対する熱いものは内面で持っているのです。それを表に出すのが苦手なのかもしれないです。まあ、人がどう見ているなんてことをあまり気にしていないので、いいですけどね。

鹿島 :スポーツマンとしては、自分の絶頂期を客観的に見ることができるというのは、一つの成功のための要素なのかなという気もします。

澤 :そうかもしれないですね。自分の環境を客観的に見るというのは、スポーツ選手にとっては大事なことだと思います。スポーツである以上、結果、勝つか負けるかをやっているので、勝っている時はいいですけど、負けている時もありますよね。その時に、自分の内面と向き合うっていうのでしょうか。僕は、95%以上は精神的なもの、ストイックな部分だと思うので、そういうことを自分では大切にしたいなと思っているのです。

鹿島 :「クルマ、物、道具の勝負なんじゃないですか?」ということを色々なところで聞かれることも多いです。けど、クルマの勝負かどうかはおいといて、負けた時にどう感じるかとかっていうことは、どんなスポーツでも変わらないですよね。

澤 :確かに、物の差、クルマの違いというのはレースでは大きいと思いますよ。F1なんかを見ても、フェラーリとミナルディでは全然違うだろうというのを、観てもらえればすぐわかると思います。いいクルマに乗る環境を作るというのも、まわりまわってドライバーの力だと思います。レースは、言い訳が多くできちゃうスポーツなのです。

鹿島 :はい。

澤 :言い訳をして、それで、ハイハイというのもあります。でも言い訳をしているうちは、自分も成長できないです。言い訳ができない環境で、結果を残し続けなければ、どんどん上にはあがっていけないです。

鹿島 :はい。

澤 :僕は恵まれてきたと思うんです。自分のレースキャリア、与えられた条件の中で、できる限りのベストを尽くすというのを常に考えながらやってきて、今があるのかなと思います。

鹿島 :苦労した時期もありますよね。

澤 :今思えばそうかもしれないですけど、その時はもう、がむしゃらにやっていましたので。まあいい思い出ですね。




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