Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

やりたいと思ったら、やらないと気がすまないんです。

(8月31日放送)
嶋田智之

毎月6日に発売される、クルマファンのバイブル的月刊誌「Tipo」編集長。持ち前の行動力を武器に、インプレッションからレースに至るまでをフルカバー。この夏にはファン待望のGT選手権特集本も手がけ、シーンで話題に。端整なそのマスクからは想像できない、本音&爆笑トークが炸裂です!

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、クルマを200%楽しむドラマチックカーマガジン「Tipo」の嶋田智之編集長です。じっくりお楽しみください。


トレヴィアーンって感じ!?
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鹿島 :今週のゲストは「Tipo」の嶋田智之編集長です。よろしくお願いします。

嶋田 :こんにちは。よろしくお願いします。

鹿島 :さっそくですが、嶋田さんはどういうキッカケでクルマ雑誌の世界に入られたんですか?

嶋田 :僕はスーパーカーブームの成れの果てなんです。スーパーカー小僧だった小学生、中学生の頃に、フェラーリ大好き、ランボルギーニ大好き、ポルシェ大好き!で、いつか乗りたいと思っていたわけです。でもちょっと大人になってくると、一般平民の息子の自分が1日100円の貯金をしたところで絶対に買えないことがわかってくるわけですよ。

鹿島 :フフフ。はい。

嶋田 :でもどうしても運転してみたい! そこでいろいろ考えたんです。そして「あっ、な〜んだ。クルマの本を作る人になればいいんじゃん!」と。それがこの世界に入ったキッカケですね。

鹿島 :実際に出版社に入られてからはどうでしたか?

嶋田 :若い頃はクルマに指一本触れさせてもらえませんでした。一生懸命下積みをして、まずは指一本、次は唾をつけてみたり、ですね。シートに座らせてもらえただけで、幸せだなあと思ったこともありました。今はもう、これはオイシイかも!と思えるものには編集長権限で俺が乗る!という感じです。

鹿島 :初めて乗ったぞ!という、これぞスーパーカーは何だったんですか?

嶋田 :1台1台それぞれに特徴があって、みんな感動できるんです。ただスーパーカーという観点から見れば、一番最初に感激したのは、やっぱりフェラーリの365ベルリネッタ・ボクサーですかね。

鹿島 :フフフ。ベルリネッタ・ボクサーですか。シビれますよね。

嶋田 :すごいですよ。本当にすごかったです。音もキレイだし、12個のピストンとシリンダーが揃っていくのがね、もう、トレヴィアーン!って感じなんですよ。

鹿島 :手に汗握る感じですか?

嶋田 :まっすぐに走らなかったので、別の意味で手に汗握りましたね(笑)。カタログに302km/h出ると記載されていたので・・・どことは言えないので“とあるコース”とさせていただきますが、そこで思いきり全開5速で、くぅ、気持ちいい〜!と走っていたんですよ。すると横を、こぶしがまるまるひとつ入りそうな大きなマフラーを付けたソアラが、ブーンと抜いていって。「おい・・・302km/h出るんじゃなかったのかよっ!」って思いましたけど。

鹿島 :フフフ。

嶋田 :ただ、それでも全然悔しくないんです。やっぱりフェラーリの時速1キロ分とか1馬力分の密度は、心理的にとても高いんだと思いましたね。



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“5万円カーライフ”の権威!