Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

セナの走りが見たくてモナコまで!

(7月27日放送)
桜井賢 桜井賢

生年月日:1955.1.20 血液型:A
出身地:埼玉県 趣味:テニス、F1観戦

スーパーグループTHE ALFEEのベース&ヴォーカル。1974年に「夏しぐれ」でデビュー、それ以来30年に渡って第一線で活躍を続けている。趣味にF1観戦とあるように、クルマ好きとして業界内で有名である。愛車はフェラーリ328GTS。8月13日には人気アニメ「ドラえもん」のエンディングテーマ「タンポポの詩(うた)」をリリース。8月16日、17日には「THE ALFEE 22nd SUMMER EVENT 〜YOKOHAMA SWINGING GENERATION〜」を横浜みなとみらい21「横浜インナーハーバー」で開催するなど目が離せない!

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストはミュージックシーンからF1、スポーツカーまでこよなく愛するTHE ALFEEのベース&ヴォーカルの桜井賢さんです。じっくりお楽しみください。


レーサーという名の超人たち。
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鹿島 :今週のゲストはTHE ALFEEの桜井賢さんです。よろしくお願いします。

桜井 :どうも桜井です。よろしくお願いします。

鹿島 :のっけから重低音(の声)を利かせてきましたね(笑)。

桜井 :いえいえ。そんなことはないですよ。ライブ中はけっこう声が低くなるんです。でもステージに上がると高くなるんですけどね。まあクルマみたいなものですよ。アイドリングは低めだけど、6速に入ると“キーッ”っていう感じでね。

鹿島 :F1はまさにそんな感じですよね。ピットにいるときは“ウオウオ”言っていますけど、サーキットに出ると“クオー”ですから。

桜井 :いいですね。やっぱりプロスト、マンセルが乗ってた頃のV12は最高でしたね。それに比べて今のV10はダメですね。音が全然違いますね。僕は『フェラーリ・フェラーリ』というCDを2枚持ってて、そのCDにはフェラーリの音だけが入ってるんですけど、それを武道館でリハーサルのときに聴くんです。こんな贅沢はないですよ。もう必ず「今、鈴鹿にいる」とか「イモラにいる」って気分になれます。

鹿島 :もちろん立体的に聴こえるわけですよね。

桜井 :“ビューン”って左から右へ、右から左へ行くんですよ。最高の贅沢ですけど、PAのミキサーからすると、人間には聞こえないような低音域や低音域が出たりして、スピーカーがとんだりするからヤダ!って言ってましたね。

鹿島 :桜井さんは業界内でもクルマ好き、F1好きとして知られていますけど、初めて生でF1を観られたのはいつですか?

桜井 :僕は1990年ですね。セナとプロストが1コーナーでゴーンといってしまって、7〜8秒で終わりましたね。僕はそのとき、赤旗が出てもう一回スタートからやるかなと思ってたんですけど、そのままだったんです。何も見えないまま。頭にきて、次の年モナコに行ったんです。どうしてもセナの走りが見たくてね。

鹿島 :どうでしたか?

桜井 :セナがダントツのトップでしたね。中嶋さんが10位くらいを走ってたんですけど、途中でリタイアしてしまったんです。鈴鹿の場合はFM放送などが流れていて順位もわかりやすいんですけど、モナコでは場内放送がフランス語、ラジオがイタリア語!?なんです。もう何がなんだかわからないんです。だから自分で見て、1位から10位くらいまでをとにかく頭に入れるんです。そうやってずっと見ていないと、何が来たかというのがわからないんです。

鹿島 :テレビで観てもモナコグランプリはすごい雰囲気がありますけど、実際はどうなんですか?

桜井 :目の前を走り抜けるんですよ。僕は予選のときに、最終コーナーから直線に入るところにいたんですけど、うるさいんですよ。あそこでケツをこっちに向けますから。それに本選だったらぶつからないように走りますけど、フリー走行だと走りを確かめるわけで、何でもアリなんですよ。だから最後のコーナーでみんな“ゴーン”ってタイヤバリアに当ててくんですよ。すごいですね。明らかにこのコーナーは曲がれないコーナーというふうに見えるんですよ。言葉どおりセナが“ドーン”と当てて、そのまま行っちゃう。次にアレジが来て“ドカーン”と、やっぱりそのまま行っちゃう…。

鹿島 :壁にヒットしながらも踏んでいくというなかなか見られないシーンですね。

桜井 :もうあいつらは人間じゃないと思いましたね。でね、またね、古くて汚いフェラーリの赤い帽子をかぶって、汚い紙にいろいろ書き込んで応援してるおじいさんとかがいるわけですよ。

鹿島 :見続けて60年みたいなおじさんですか?

桜井 :そう。このオヤジ、毎年来てるんだろうなって。さすがに歴史を感じましたね。



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