Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

フェラーリ3台、ベントレー2台、ランボルギーニ3台!?

(6月15日放送)
高田純次 高田純次

1947年(昭和22年)東京生まれ。東京デザイナー学院卒業後、「自由劇場」研究生として演劇に目覚め、昭和52年、柄本明、ベンガルらも所属する小劇団「東京乾電池」に加わる。その後、『天才たけしの元気が出るTV』などのテレビ・バラエティで人気沸騰。テレビやラジオで大活躍中。また、大のクルマ好きとして芸能界でも有名。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のからは4週間ぶち抜きスペシャル企画!ゲストはクルマを愛してやまない高田純次さん。高田さんのカーライフに徹底的に迫ります。じっくりお楽しみください。


50年前のヒーレーが恋人。
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鹿島 :今週のゲストは高田純次さんです。よろしくお願いします。

高田 :どうも。

鹿島 :高田さんのご自宅のガレージの中はどんな状態ですか?

高田 :今はね、フェラーリが3台、ベントレーが2台、あとはランボルギーニが3台かな。

鹿島 :ものすごいことになっていますね。

高田 :ええ、そういうイメージです。フフフ。僕がいま乗っているのはポルシェ・カレラ4Sです。

鹿島 :これはいわゆる現代の最新マシン。

高田 :雨の日にもいいし、スポーツカーというよりも普段乗るのにちょうどいいなあという感じでね。これが中心ですね。あと、50年前ちょうど僕が小学校に入る頃にイギリスで作られたというオースチン・ヒーレー100。これもオープンカーで、ちょっと気合い入れて買っちゃったんですけどね。

鹿島 :そちらは、クルマ好きに人気の雑誌「TIPO」の、高田さんのガレージを訪ねて・・・みたいな企画で吉田匠さんというジャーナリストの方が乗っている写真を見ました。

高田 :吉田さんが「ちょっと貸して」って来たんですよ。吉田さんとはその前に仕事をしたんですね。それで、「あんまりいじめないでくださいね」って言いながら貸しました。吉田さんが乗っちゃうとどうなるのかなと思って、ビクビクしながら貸しました。

鹿島 :大丈夫でしたか?

高田 :ええ。かなりいいものだと言ってくれたのでうれしかったです。僕が小学校に入る頃に、イギリスではすでにスポーツカーができていて走っていたというのがすごいなあと思いますね。その頃僕もそうでしたが、日本のほとんどの家庭が貧乏だったんですよ。当時はクルマに乗っている人もいないですしね。僕は調布の国領というところで生まれたんですけど、ほとんどクルマも走っていないんですよ。リアカーとか馬車の時代でしたから(笑)。

鹿島 :ハハ。

高田 :だから、いずれクルマに乗るときがあったらスポーツカー!とかね、いろいろ思っていたんですよ。最初はトライアンフTR4というのを探していたんですね。それが欲しくてね。ちょうど20歳の頃ですよ。金持ちがそれに乗ってナンパしていたからね。俺もいつかそういうのを、と夢見てね。それで、そのクルマがなくて偶然ヒーレーがあったので、なんとなくそれにコロッといっちゃったみたいな感じなんですけどね。

鹿島 :なるほど。

高田 :たまにオープンにしてね。オープンにしたときはあまりキョロキョロしないほうがいいんですよね。キョロキョロしているとまずいからね。前を向いてね。見られているな、とわかるじゃないですか。それで、心の中でちょっとドキドキしながらね。

鹿島 :それはどのくらい乗っていらっしゃるんですか?

高田 :1週間に1回ですね。そのままにしておくとバッテリーが上がっちゃうでしょう。それでしょうがないからね。前はスーパーセブンに乗っていたんですよ。

鹿島 :また・・・それは究極のスーパーカーですね。見た目はホントに昔のレーシングカーで、それを公道で乗っているという感じですよね。

高田 :以前、玉川学園というところに住んでいたんです。いつも通っていた道にスーパーセブンを扱うお店があったんですよ。スーパーセブンってなんか違う世界じゃないですか。ちょっと自分の生活を何かのカタチで変えれば、もう少し真っ当な生き方ができるんじゃないかなくらいの感じで、毎日見ながら通っていました。で、どうしよう・・・。妻子持ちだから、二人乗りには女房はお金を出さないんですよ。それで、まあオートバイの延長だからとかごまかして、やっとローンで手に入れたんですよ、スーパーセブン!

鹿島 :はい。

高田 :乗っている時は違った自分になれる感じがしますね。今まで僕は本当にオーソドックスというか、パターンまで届かない、パターン以下の生活をしていましたからね。なんとなく、ちょっと自分が変わるんじゃないかと思ってやったんですけど、たいして変わらなかったね。本質はね。

鹿島 :乗り心地はどうでしたか?

高田 :高速なんかでブワーッと行くでしょう。うわあ速いぞって思った瞬間に、横をカローラかなんかがピューって抜いていくんです。車高が低いと100キロで走っていてもすごくスピードが出ているように思えるんですよ。倍くらいの感じにね。うわあ行くぞーって。その横をカローラにビューンと軽く抜かれちゃう。そういうものなんですよ。



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