Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

偉大なる多趣味人!

(5月25日放送)
なぎら健壱 なぎら健壱

1952年4月16日、東京銀座生まれ。
70年、中津川フォークジャンボリーでデビュー!以降独特の曲風で人気を集め、シンガーとしてライブ活動を行うほか、書道・天文観測・プロレス評論・風俗評論・酒・自転車などの多彩な趣味を生かし、テレビタレント、ラジオDJ、コラムニストやコメンテーターとして幅広く活躍中。

このコーナーでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは芸能界を代表する趣味人、そしてプロ根性の塊! フォークシンガーとしてはもちろん、テレビ、ラジオ、コラムなどさまざまなシーンでご活躍のなぎら健壱さんです。じっくりお楽しみください。


自転車15台、置き場に困ってます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鹿島 :今週のゲストはこのお方です。

なぎら :どうもこんばんは。なぎら健壱です。よろしくどうぞ。

鹿島 :よろしくお願いします。なぎらさんのプロフィールを拝見しますと、趣味・特技の欄が、自転車・お酒・散歩・絵画・落語・パソコン・プロレス観戦・ガラクタ収集…ホントに多趣味でいらっしゃいますよね。

なぎら :なんですかね。すぐに興味を持っちゃう方なんです。それでいて冷めるのも早いんですけどね。

鹿島 :以前、テレビ東京の『サイクルスポーツ』という自転車を取り上げる番組をやっていらっしゃいましたけど、最近の自転車生活はどうですか?

なぎら :あの〜、これが飽きちゃったんですよ。飽きたんですけど、自転車はちょっとその辺の街乗り用のじゃなくて、いいやつを作ってもらおうということでだいぶ作ったんですね。ですから、こういうものというのは飽きるとあとが大変ですね。自転車は大きいので場所を取りますからね。

鹿島 :ちなみに、何台持っていらっしゃるんですか?

なぎら :いま15台くらいじゃないですか。これを収納するために家を借りてます。あと本がね、あたしはすごいんですよ。もう入りませんから、そのために借りてます。

鹿島 :自転車は天井から吊したりとかしているんですか?

なぎら :最初は立て掛けてオシャレな家なんかのリビングにあるようなことをやっていたんですけど、とてもじゃないけど数があるのでしょうがないですよ。ただ置いてあるだけですよ。

鹿島 :自転車といいますと、1万円以下で買えるようなものから、上はクルマや家が買えちゃうんじゃないかくらいのものまでありますけど、一番高価なものでどのくらいのものなんですか?

なぎら :一番高価なやつはまだ組み立てていないんです。いわゆるフレームといわれる部分だけで100万円くらいじゃないですかね。

鹿島 :ヴィッツあたりのクルマが買えますね。

なぎら :これは組み立てたらえらく値段がかかるんですよ。それで、もうちょっと待とう待とうって言っているうちに飽きが来ちゃったんですね。イタリアに作りに行ったんですけど、今はフレームの部分しかないです。

鹿島 :えっ、それは特注ですか?

なぎら :特注です。競輪の選手なんかもそうなんですけど、ホントにミリ単位で体の寸法を測って作っていくんですね。向こうの工場長が来て、あたしのデータをみんな書き込んだんですよ。それで、今からコンピュータに入れるというときに社長が飛んできて、通訳を通して「珍しい数字が出ている」と。そこの自転車屋のお客はロードレースの選手ばっかりなんですよ。自転車屋として、かつてありえないような数字が出ていると。それでだれが注文したんだ?という話なんですね。それであたしがボーッと立っていたら、あたしのことをチラッと見て、「そういうことか」って言って、黙って帰っていっちゃいました。

鹿島 :どういうことなんですかね。

なぎら :あたしの場合は、とても自転車に乗るようなイタリア人体型じゃないんですね。

鹿島 :もしかしたら、日本人がそこにオーダーに行ったこと自体初めてだったんじゃないですかね。

なぎら :日本でもそこの自転車を置いているところは何件かあったんです。ハンドルの高さとかサドルの高さとか、それら全部あたしに合わせて作ったものでね。向こうに言わせると、世にも奇妙な自転車らしいですよ。

鹿島 :これはいつか完成させたいですね。

なぎら :させたいんですけどね。あたしはなんでも知識から入りたいものでね、本なんかもものすごい買って読むんですよ。自転車もそうです。中野浩一さん・・・いらっしゃいますね。一般の人が中野さんのそばに来て、「中野さん、すみません。自転車はどういうところで作ればいいんですか?」っていう質問をしたときにあたしがそばにいると、「なぎらさんのほうが詳しいから」っていうくらい知識は詳しいんですよ。ただ技術が伴わないだけですかね。



next page
会話がなくなっちゃいましてね。