Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。
大仁田厚 1、2、3、ファイヤー!!



馬場さん、サンルーフから顔が出てるんだよ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鹿島 :大仁田さんのお知り合い、先輩とかで、何かクルマにまつわるエピソードってありませんか?

大仁田 :あっ、それはですね、やっぱりジャイアント馬場さんですね。オレ、ジャイアント馬場さんの付き人だったんですよ。その時に馬場さんが乗ってたのがキャディラックだったんですよ。馬場さんが葉巻をくわえながらキャディラックを運転するんですよ。

鹿島 :ご自分で運転されていたんですか?

大仁田 :運転してましたよ。だって、馬場さん用のハンドルがあるんですから。大きいですよ、普通の2倍くらいあるからね。普通のハンドルが付いてると、カートだもんね。

鹿島 :ハハハ。

大仁田 :それで、80年代・・・80年代後半かな。一時期サンルーフが流行ったじゃないですか。だれもがみんなサンルーフ、そういう時があったじゃない。その時に、馬場さんがたまたまサンルーフの付いたキャディラックを買ったんですよ。そしたら、馬場さんの顔がサンルーフから出てるんですよ。

鹿島 :ハハハ。それは、サンルーフじゃなかったんじゃないですかね。おかしいですよ。

大仁田 :いや、馬場さんの顔半分、サンルーフから出てるんだよ。オレもね、なんとも言えないですけどね。それで、オレが運転免許を取らされた後は、馬場さんのクルマを運転することから始まったわけです。

鹿島 :最初に運転したクルマがキャディラックですか?

大仁田 :最初からキャディラックですよ。その時ですよ、馬場さんに「ドライバーズライセンスは来たのか?」って言われて「はい、来ました」って言ったら、「じゃ、これを運転して多摩川に行け」って言われたの。ボロいスナックかなんかに入っていくわけですよ。それで、馬場さんが帰ってきてクルマに乗ろうとした瞬間に、「馬場〜、馬場〜!」って呼び捨てにする男がいるわけ。

鹿島 :はい。

大仁田 :オレからすれば、師匠を「馬場〜、馬場〜!」とかいうヤツは「なんだ、このヤロー!」って思ったんだけど、パッとその男を見たら、あの天下の巨人軍の金田正一さんですよ。

鹿島 :うわ〜、濃いです。

大仁田 :それで、クルマのところに来て「馬場、こんなの乗ってるのかあ」って言って、馬場さんのキャディラックをガーンと蹴りましたからね。そしたら、馬場さんが「あっ、いえ、どうも失礼します」って。上には上がいるものだなあって思いましたね。金田さんはすごいっすね。

鹿島 :ものすごいエピソードですね。

大仁田 :その時に横にいたのが、なんと、ボクシングの輪島功一さんだったんですよ。馬場さんの横に来て身長を比べて、パーッと見て「うわ〜、大きいなあ」って言って、走って帰りましたよ。オレは、このオッサン何しに来たのかなあって思いましたよ。

鹿島 :ハハハ。さらに濃い〜なあ。






女がいた方がいい、でも・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大仁田 :クルマの中って、自分を見つめられるときってあるじゃない。

鹿島 :ありますね。

大仁田 :たしかに、女がいた方がいいよ。女がいてクルマの中で語ってるのもいいけれど、1人でさ、クルマの中で音楽を聴きながら自分の人生を振り返って、もう一回決意したり、人生の夢にかけてみよう、とかね。リストラされたときにさ、どこに逃げ込むかっていうとクルマだと思うんだよね、なんかね。

鹿島 :完全に1人になれますし、じっくり考えることもできますしね。

大仁田 :密閉された空間なんだけど、たまにさ、この季節に窓を開けると冷たい風が入ってくるじゃない、その心地よさね〜。

鹿島 :たしかに、リセットしてくれるようなときってありますね。

大仁田 :それでさ、高速を走りながらラジオなんか聴いてて、たまに懐かしい曲がかかってくるとね〜。

鹿島 :ツボにハマる曲がね、グッときたりしますね。

大仁田 :そう! いいこと言うねえ、さすがDJ。そういうときって、ラジオとか音楽ってすごいなあって。音楽とクルマは切り離せないと思うんだよね。

鹿島 :離せないですね。

大仁田 :そうすると、自分の過去とかがリピートしてこない?

鹿島 :しますね。その曲を聴いていろいろな人を思い出したりとか。なんか急に昔の友達に電話しちゃったりして。

大仁田 :ハハハ。

鹿島 :そういうことありますねえ。大仁田さん、話が尽きません。来週もぜひお越しください。

大仁田 :はい!






今週のゲストは、カリスマ的レスラーにして
タレント、俳優、参議院議員、そして大学生でもある、
クルマを愛してやまない大仁田厚さん。

ドライバーズサロン!
来週も大仁田さんをお招きしてお送りいたします。
お楽しみに。



back page home