Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

今、歌が楽しくてしょうがない!

(1月26日放送)
石井竜也「夢の迷い道で/シルエット・ロマンス」 石井竜也

生年月日:1959年9月22日(乙女座)
出身:茨城県 血液型:O型

文化学院在学中に「米米CLUB」としてバンド活動を開始。1997年3月、米米CLUB解散。その後もアルバム製作やライブをこなしつつ、テレビ出演、アート展の開催、空間プロデュースなど多岐にわたる活動を続けている。2月26日には"日本のポップス=ニポップス(nipops)"と銘打って、オリジナル曲と歌謡曲の名曲カヴァーをカップリングした新企画がスタート! 第1弾はオリジナル曲「夢の迷い道で」と名曲「シルエット・ロマンス」を収録した強力シングル!

このコーナーではレース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなどその人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、まさにキング・オブ・アーティスト! 音楽のみならず、さまざまなアートシーンで常に新しいモノを生み出し続けている石井竜也さんです。お楽しみください。


クルマの中で文化が生まれるんです
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鹿島 :今週のゲストはこの方です。

石井 :どうも、石井竜也です。よろしくお願いします。

鹿島 :よろしくお願いします。今回はアーティスト・石井竜也さんが見るクルマのお話をいろいろ伺っていきたいと思います。石井さんの心に残っている名車といえば何ですか?

石井 :あの〜、僕はクルマ自体を運転しないから。運転しないからこそなのかもしれないけど、クルマのデザインというのは気になりますね。クルマを運転している人はエンジンとかタイヤとか、足回りとかって言うじゃないですか。

鹿島 :ええ。

石井 :やっぱり運転していないヤツからみると、デザインだったり色だったりするんですよね。

鹿島 :子どもの頃でもいいんですけど、憧れのクルマとして思い出されるモノってありますか?

石井 :え〜とね、やっぱり2000GTですかね。ちょっとエイっぽい感じの。なんか鱗のある魚じゃなくて、サメとかつるんとした魚のイメージがありましたよね。

鹿島 :トヨタ2000GT。エイですか? そのつるんとした感じは、車高が低くて空気抵抗が少ないクルマには共通して言えることかもしれないですね。

石井 :たしかあの時代は、スポーツカータイプで、それでいて庶民的なモノというのを各企業がホントに競争して作った時代なんですよね。だからすごくいいカタチのモノが選出されていると思いますね。

鹿島 :トヨタ2000GTは昔、日本が生んだ初の本格スポーツカーとして、あのジェームス・ボンドの007の映画にも使われました。

石井 :はいはい、出てましたよね。ガキの頃あれを見て、2000GTってあんなにいろんなモノがくっついているんだと思いましたけどね。あのまま売っているんだと思ってましたよね。機関銃とかついているんだってビックリしちゃいましたね。フフフ。

鹿島 :ハハハ。僕の小学生の頃はスーパーカーブームで、スーパーカー消しゴムを集める毎日でした。最近またスーパーカーブームっていうのが来ているみたいで・・・。

石井 :ああ、ちょうどその世代ですね。なんかそうみたいですね。雑誌とか見ていると、全部のページがそういう感じのってありますよね。でも、スーパーカーっていうと相当古いイメージを持っちゃいますよ。「スーパー」・・・スーパーってつくのが、もうすでに古い感じがしちゃいますよね。ニューとかスーパーとかって古いですよね。ナウいっていうぐらいの勢いだと思います。

鹿島 :フフフ。

石井 :まあ、でもカタチなんでしょうね。やっぱり思いきったカタチのモノっていうのがね。ここ10年ばかし不況だなんだっていうので、いろいろな工業デザインのモノがおもしろくなくなりつつあったんじゃないですかね。

鹿島 :はい。

石井 :そこにきて「もういいじゃん。もう疲弊したり野心を求めたり、そんなのもういいじゃん。もうそろそろ、なんか先鋭なるなんか清々しいモノをやってみたいよ」っていうことなんじゃないかな。

鹿島 :欲求が高まってきた。

石井 :う〜ん。思いきったモノを見せてくれよっていうのが、ユーザーのわりかし本音じゃないかな。

鹿島 :そういう意味ではクルマの流行りすたり、ブームみたいなモノってまさに時代ですよね。

石井 :すごい時代だと思いますよ。だから、クルマの中で処理される文化っていっぱいあると思うのね。セックス文化だけじゃないと思いますよ。

鹿島 :ハハハ。

石井 :たとえば音楽ね。それから、モノを考えるというphilosophy。つまり哲学みたいなモノもそうだろうし、あと人生観みたいなモノもクルマの中で考えることも多いじゃないですか!

鹿島 :クルマの中で生まれる愛も多いですしね。

石井 :愛もあるし、それとやっぱりナビゲーターとかそういうシステムもどんどん増えてきて、クルマの中で昇華される文化っていうのがものすごくいっぱい出てきていますよね。

鹿島 :おもしろいですよね。



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サメとかエイとかカブトガニとか・・・