Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。 

2002年のF1に期待度◎!! 島田昭彦


マラソンにも似た
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鹿島
 :トヨタがF1に出るという事は、今、F1をやっている業界の方々からは、どう捉えられていますか?

島田 :非常にインパクトがあると思いますね。

鹿島 :来たなって感じですかね。

島田 :そうですね。その一方で、少し辛口の見方をすると、いきなり来ても勝てないよ、という風に見ているチームもあると思うので、逆にそのあたりがトヨタの意地の見せどころだと思いますね。

鹿島 :はい。

島田 :短期間でいかにノウハウを蓄積して、ポイント圏内に入って来るか。まず、前半戦ですね。全カレンダーの中でおおよその目安は、夏までです。そこまでに、1〜2回ポイント圏内、6位以内に入ることができれば、可能性が見えてくると思います。

鹿島 :前半戦で高いレベルでの戦いをすることによって、後半戦でよりレベルを上げることができるわけですね。開幕戦のオーストラリアは、楽しみですね。

島田 :オーストラリアの開幕戦は、毎年読みづらいんですね。ただ、そこで結果を出せるかどうかです。リタイアはしちゃいけないです。

鹿島 :まずは、完走から。

島田 :ええ。まさにその部分も王道なしですね。そこでしっかりデータを取ることですね。ロングディスタンスを走った時に、どういう問題点が出て、ドライバーの意図通りにエンジン、ドライビングができているかどうか。それをまず、実戦の中で見るという経験が今までないですから、オーストラリアの第1戦でそれを見られるかどうかがポイントだと思います。

鹿島 :実戦のレースに出てみないと、ライバルとの比較もできないですからね。

島田 :そこがポイントなんですね。自動車レースというのは、バトルの中でデータを取って、それを分析して次のレースに活かせるか。そういう緻密な作業が必要になってきますね。

鹿島 :はい。

島田 :競技は違いますけど、マラソンとは共通項は多いと思います。似てますね。マラソンもランナーは1人ですけど、それを取り巻くチームがありますよね。チーム戦略があった上で走ってますよね。自動車レースもそれと同じです。

鹿島 :優秀な監督さん、ディレクターさんが存在して、始めて能力が発揮できる。

島田 :今のスポーツは単純に結果だけを見て、勝った、負けたではないんですね。そのプロセスにポイントがありますね。

鹿島 :一般には見えにくい部分を雑誌やテレビなどで知れば、レースも面白く見られるかもしれないですね。

島田 :最終的には、人間がコントロールしますよね。究極は人間がする作業ですから。そこには、ミスが発生したり、または、人間の力を超えた何かが出てきてタイムがアップされたりとか、そういう事があるので、まず、人間というモノに興味を持って入り込んでいくことが大切かなという気がします。



世界の舞台で。
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鹿島 :日本人ドライバーが来年久々にF1に戻って来ますね。

島田 :これも大きな要素なんですね。やっぱり、日本人ドライバーが世界レベルでどこまで戦えるか。それをみんな見てみたいと思いますね。

鹿島 :世界の舞台で日本人ドライバーが活躍する姿が見たいですからね。

島田 :そこが、日本人が応援するメンタリティの部分でのポイントなんですね。

鹿島 :かなり活躍が期待されてますよね。

島田 :楽しみですね

鹿島 :この辺の詳しいお話は、来週、お伺いしたいと思います。今日は、ありがとうございました。来週もお願いします。

島田 :はい。よろしくお願いします。ありがとうございました。



今週のゲストは、あらゆるスポーツを独自の切り口と印象的な
写真で切り取っていく雑誌「Sports Graphic Number」編集部の島田昭彦さんでした。
ドライバーズサロン! 来週も島田昭彦さんをゲストにお迎えして、お送りいたします。どうぞお楽しみに!!

 

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