クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。




鹿島 :黒澤さんは、耐久レース中も窓を閉め切ったまま走ってますよね。あれは、ストレートの速度を伸ばすためですか?

黒澤 :僕は、窓を空けないですね。空ければ涼しいんですけど、やっぱり1周で、コンマ2秒、3秒ぐらい違うみたいなんですよ。

鹿島 :そんなに違うんですか?

黒澤 :別に抜かれなければいいんですけどね。この間も織戸選手とバトルしてたんですけど、相手の後ろに入ったり入られたりとかをやっている中で、もったいないかなあと思うと、窓を開けられないんですよ。

鹿島 :暑いのを取るか、直線の速度が落ちるのを取るかですね。

黒澤 :そう。ラップを取るか、快適さを取るかです。やっぱりラップを取っちゃいますよね。まあ、これで一応、仕事をやっているわけですから。アマチュアではないのでまずいですよね。

鹿島 :そうですね。こういうのは、今度レースを見る機会があったら、どの選手が窓を開けているか、閉まっているのか、とかを見ると面白いですよね。

黒澤 :でもね、もっと細かく見ている人には、ばれているかもしれないんだけど、直線は窓を開けている方が多少抵抗になるんだけど、鈴鹿の場合、僕は2コーナーを立ち上がって、S字に入る時に窓を開けているんですよ。そして、ヘアピンを過ぎたところから窓を閉めているんです。

鹿島 :えっ、細かいですね。

黒澤 :S字とかコーナーは窓が開いていても閉まっていても、そんなに速さには変わらないです。ヘアピンで立ち上がってからスプーンコーナーまでとスプーンから130Rまでの直線、メインストリートは、多少スピードが効くので閉めてます。アルテッツァは電動になってますから、開け閉めは楽です(笑)。

鹿島 :凄いですね。

黒澤 :実は、'96年、'97年、'98年とJTTCの頃からコーナーで窓を開けて、直線で閉めてをやってました。

鹿島 :その技は頂きたいですけど、忙しいんでしょうね。

黒澤 :今は、パワーウインドーですからワンタッチですよ。さすがに手動式じゃね。それはやだよね。

鹿島 :ハハハ・・・。今、黒澤選手がコーナーで手を回していますってね。

黒澤 :それは見られたくないよね。





鹿島 :最近は、レーシングドライバーとしてのみならず、いろいろな活動を積極的にやられていますよね。

黒澤 :そうですね。昔は、関谷選手とか先輩がいる時は、目標があって、ただ、追っかけていればよかったんです。段々、みなさんが引退されたり監督業に専念されたりして、気が付いてみると結構僕等も先輩格になっちゃったんです。

鹿島 :はい。

黒澤 :そうすると、今度は追いかけるんじゃなくて追いかけられる立場になって、そういう連中からいつまでも抜かれないように努力するのと同時に、PRする場でモータースポーツの面白さを伝えていかなければと思います。

鹿島 :BSのほうでも番組を・・・。

黒澤 :はい。BSデジタル放送のチャンネル999というところで、GT選手権にスポットを当ててドライバーの生の声とかを聴く番組です。GTのホームページとかもリンクして、生の裏の声といいますか、違った方面からレースを見ると面白いんだよというのをどんどんアピールしていきます。

鹿島 :はい。

黒澤 :その為にも、走るだけじゃなくて、ビデオとか番組にでていきます。この番組にも数多く出て、そのうち乗っ取っちゃって、僕が番組をやっちゃおうかなと。

鹿島 :ハハハ。その時はゲストに呼んでもらえますよね。

黒澤 :考えときます。

鹿島 :BSデジタル放送のチャンネル999の方は、6月10日の夜1時から30分の番組です。ぜひともチェックしていただければと思います。

黒澤 :お願いします。

鹿島 :ホントに2週に渡ってありがとうございました。

黒澤 :ありがとうございました。

今週のゲストは、先週に引き続きまして、日本を代表するトップレーサーの一人、黒澤琢弥選手でした。

ドライバーズサロン!来週も素敵なゲストの方をお迎えしてお送りいたします。どうぞお楽しみに!!


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