Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。 
                                

photo




(1月14日放送)

Profile
1962年6月7日茨城県生まれ。
「全日本F3選手権」「フォーミュラ・ニッポン」「全日本GT選手権」等常にわが 国のカーレースの第一戦で活躍。 昨年は、デイル・コインレーシングよりアメリカ ンモータースポーツの最高峰CART シリーズへ初挑戦、"日本人史上初のラップ リーダー"となり全米を湧かせた。今シーズンは、トヨタチームトムスから「全日本 GT選手権」に参戦が決定している。有名なレーサー黒沢元治を父に持ち、2人の弟 も「全日本F3選手権」等 に参戦。まさにレース一家が生んだ生粋のレーサーであ る。

このコーナでは、レース関係者はもちろん車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

21世紀最初のゲストは、レーシングドライバーの黒沢琢弥さんです。昨年、5月に続いて2回目の登場です。お楽しみください。




鹿島 :今週のゲストは、レーシングドライバーの黒沢琢弥さんです。よろしくお願いします。

黒沢 :こんにちは。黒沢琢弥です。よろしくお願いします。

鹿島 :黒沢さんは、昨年、アメリカンモータースポーツの最高峰CARTシリーズに活動の場を移していましたが、如何でしたか? CARTはトップスピードがとてつもないですよね。 

黒沢 :そうですね。ほんの395キロぐらいですか? 限りなく400キロに近かったですね。

鹿島 :400キロ近くというと、新幹線でも追いつかない。むしろ飛行機ですよね。

黒沢 :ジャンボジェット機が離陸する時が、だいたい370〜380キロぐらいですから、それよりも速いですからね。

鹿島 :そうなると、当然、体にかかる「G」、つまり重力も凄いと思うのですが、最大でどのくらいですか?

黒沢 :えーと、ハイスピードオーバル、いわゆる楕円形のコースでコーナリング中に4Gから4.5Gです。昔、F3000(現在のフォーミュラ・ニッポン)の頃に、予選用のとにかく一周のタイムを出すためのタイヤで、一瞬4Gを記録しているんですけど、それはホントに一瞬なんです。コンマ何秒です。

鹿島 :はい。

黒沢 :オーバルのコーナーの中だと、6秒とか7秒とかずーっと4Gがかかっているんですね。脳みそが偏っちゃいますね。挑戦してみたい方は、家で横になって寝て、耳の上に24〜5キロの重りをのせて6〜7秒耐えていてもらえれば、どのくらい大変なのかわかると思います。

鹿島 :まず、乗っからないでしょう。相当鍛えていないと…

黒沢 :まあ、ましてや、家でそんなことやる必要ないですけどね(笑)。

鹿島 :フフフ。

黒沢 :CARTドライバーの首ってみんな凄いですよ。首の太さはF1ドライバーの比じゃあないですよ。

鹿島 :黒沢さんも、アメリカに行って太くなりましたか?

黒沢 :はい。太くなって、クラッシュして更に太くなりました。それで、今はオフシーズンなので細くなってますけど。

鹿島 :いや、もうパンパンですよ。

黒沢 :パンパンですか?

 

next page
俺を抜いていかないと世界はないぞ