Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。 





鹿島
 :佐藤さんは、三原じゅん子さんと組まれてチャンピオンを取ってますよね。

佐藤 :はい。1996年のスーパーN1耐久シリーズ、今でいうスーパー耐久レースで取りました。

鹿島 :ご苦労はなかったんですか?

佐藤 :体力的な部分では、スーパー耐久レースは、GTに比べるとかなり楽なんです。ただ、とにかく、レースが長いんですよ。500キロ。サーキットによっては、4時間近く掛かったりするんです。ホントに何が起こるかわからない。人もクルマもまさしく持久戦ですですね。そういう意味では、結構、ハラハラドキドキはありました。

鹿島 :今だから言えるここだけの話ってありますか?例えば・・・女の戦いとか(笑)?

佐藤 :コンビを組んでからはないです。1995年に彼女から初めて電話をもらって、一緒にレースに出ない?って、声をかけてもらったんです。ベルギーの24時間耐久レース、スパ・フランコルシャン。それまで、7〜8年、お互いレースをやっていたんですけど、話す機会がなかったんです。顔は知ってましたよ。彼女は有名人ですし、オーラがありますし…

鹿島 :フフフ。

佐藤 :それまでは挨拶するくらいでした。それが、ひょんなきっかけでいっしょにレースをやって、それから凄く仲良くなりました。

鹿島 :では、ベルギーのレースはいっしょに行かれたんですよね。どうでしたか?

佐藤 :とにかく、いろいろ大変でした。女性3人で行ったんですけど、絶対完走が至上命令だったんです。でも、24時間耐久レースですから、それこそ何があるかわからないじゃないですか。

鹿島 :そうですね。レース結果はどうだったんですか?

佐藤 :お陰様でちゃんと無事完走出来ました。面白かったです。

鹿島 :今シーズン、トヨタのMRSで全日本GT選手権に参戦して、どんなシーズンでしたか?

佐藤 :今まで、私はGTも走っていたのですが、何故か、FFのクルマに乗っていたんです。今回は、ミッドシップで本格的なレーシングカーらしいクルマで、パワーもありますし、速くて気持ちよく走れました。

鹿島 :はい。

佐藤 :ミッドシップですから、ハンドリングはシャープで速い反面、難しい部分もあって苦労しました。それだけやりがいがあったと言えますが、まだまだ納得は出来ていません。一生懸命やっているうちに、シーズンが終わっちゃったという感じです。



鹿島 :最後に、今後のクルマにまつわる夢をお伺いしたいんですが・・・

佐藤 :F1ドライバー!

鹿島 :やっぱり、F1ドライバーですよね!

佐藤 :フフフ。真面目に取らないでください。

鹿島 :例えばトヨタが、「2002年からF1に参戦するから、鈴鹿だけでも乗ってみない?」って言ってきたらどうします?操縦してみたいと思いませんか?

佐藤 :そうですね。私は、体力がないからフォーミュラカーのレースはやっていないんですけど、レースじゃなくて、それこそ体験的に乗ってみたいなという興味はありますね。

鹿島 :では、その次の夢はなんですか?

佐藤 :来年、GT選手権で結果を残したいです。

鹿島 :来年もMRSでの参戦になるんですか?

佐藤 :はい。一応、来年も継続してMRSに乗る予定になっていますので、頑張って結果を残したいと思います。

鹿島 :ぜひ!!今日はお忙しい中ありがとうございました。

佐藤 :どうもありがとうございました。

今週のゲストは、日本一速い女性ドライバー!今シーズンは全日本GT選手権にトヨタMRSで参戦された、レーシングドライバーでジャーナリスト、しかも薬剤師の資格も持っている、佐藤久実さんをお迎えしました。

ドライバーズ・サロン!来週も素敵なゲストの方をお迎えしてお送りいたします。どうぞお楽しみに!!

 

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