Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。 
 




鹿島 :2002年、いよいよトヨタがF1に正式デビューします。先日、テストドライバー契約で発表されたのが、ミカ・サロ選手。世界中が注目していますよね。

川井 :そうですね。トヨタがベルギーグランプリで発表した時には、あのマックス・モズレーFIA会長も出席していましたから。

鹿島 :珍しい事なんですか?

川井 :1チーム、1メーカーの発表の場に会長が出てくるというのは、珍しい事ですね。

鹿島 :川井さんの将来の夢というのはなんですか?

川井 :夢は、表彰台で君が代が流れてくる事かな。それを生で見たい、聴きたいです。

鹿島 :これは、いつ頃になりそうですか?

川井 :これは、トヨタさんが勝ってくれてもいいし、ドライバーが勝ってくれても流れますから…あと、5年ぐらいの間にあって欲しいです。






鹿島 ::川井さんは、世の中にまだ名前が出ていないドライバーの情報を集めたり、見に行ったりとかしないんですか?

川井 :あんまりないですね。ただ、若いドライバーに言えるのは、スピードだけ持っていてもダメだという事です。スピードを持っているのは、この世界では当たり前の事なんです。それ以上に必要なのは、ある程度テレビに出て話しが出来るドライバーという事だと思います。

鹿島 :いろいろな方にアピール出来るという事ですね。

川井 :今、F1には大きなメーカーが進出してきています。世界的に見てもコマーシャリズムの中で一番大きなモータースポーツになっています。ですから、立ち振る舞いに気をつける。場慣れをする。といったコマーシャルコンシャスなドライバーにならないといけないというのが、一番重要だと思います。速いだけで乗れると思うのは、大間違いです。

鹿島 :そうですね。モータースポーツを知ってもらうチャンスでもありますしね。

川井 :そうなんです。だから、僕からしますと、フォーミュラ・ニッポンなどを見ていると、ドライバーがピットウォークで前に出てこないのが不思議なんです。せっかく自分を売り込むチャンスなのにそれをやらない。不思議でならないです。

鹿島 :これからのモータースポーツシーンを変えていく仕事も、川井さんが担って行くわけですね。

川井 :いえ、私は、オブザーバーですから。見ているほうですから。

鹿島 :「チーム川井」なんて如何ですか?

川井 :いや、いいです。お金かかります。そういうシーンを嫌というほど見てますので(笑)。

鹿島 :本当にお忙しい中、2週に渡ってありがとうございました。

川井 :はい。ありがとうございました。



今週のゲストは、先週に引き続きまして、日本のモータースポーツファンにとって、最強の知恵袋! 川井一仁さんでした。

ドライバーズ・サロン!来週も素敵なゲストの方をお迎えしてお送りいたします。どうぞお楽しみに!!

 

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