Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。 


(10月1日放送)

竹内 浩典(タケウチヒロノリ)
1964年12月22日神奈川県生まれ
フォーミュラーカー出身者が多いレーストップカテゴリーの中で、純粋なハコ(ツーリングカー)出身のレースドライバーとして活躍。
1995年度「全日本GT選手権」シリーズ第2位、1999年度「ドイツ ニュールブルックリンク24時間レース」総合6位入賞(歴代日本人最高位)など、数々の実績を誇る。
現在、レース以外にもさまざまなメディアに出演し、マルチな活動を展開中。

  このコーナでは、レース関係者はもちろん車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島がせまります。


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鹿島 :今週のゲストは、レーシングドライバーの竹内浩典さんです。よろしくお願いします。

竹内 :よろしくお願いします。

鹿島 :竹内さん。先日の全日本GT選手権、岡山県のTIサーキットで今シーズン初優勝! 嬉しそうでしたね。

竹内 :僕自身、4年ぶりにGTで勝ちまして、凄く嬉しかったです。まわりのみなさんが一生懸命やってくれるんですけど、なかなか勝てなくて、やっと勝てたという喜びでスタッフ共々はじけてました。

鹿島 :このレーシングカーのスープラを見た事がない、という方もいると思うのですが、一般に売られているモノとは、別モノですよね。

竹内 :他のレーシングカーもそうですけど、あそこまで改造するとまるっきり別モノです。ただ、基本的な車体は変わっていません。それを軽量化してスペシャルカーに仕上げています。車内は無駄なモノはなにもないです。

鹿島 :スピードはかなり出ますよね。

竹内 :富士スピードウエイですと、290キロ弱ですね。

鹿島 :そのスピードから止まるというのは、大変ですよね。

竹内 :レースで一番難しいのは、いかに短い距離で、速度を次のコーナーの適正スピードまで落とすか、という事なんです。アクセルを踏んでいればスピードを出すことは出来ます。でもそれを適正スピードに落とすのは難しい。富士スピードウェイの場合は、70キロぐらいで第1コーナーを曲がるわけです。

鹿島 :なるほど。

竹内 290キロぐらいのスピードで走っているクルマを、150メートルぐらいの距離で70キロぐらいまで減速する、これが難しいです。

鹿島 :これは、見ている方はシビレますけど、運転している方はどうなんですか?

竹内 :凄いです。レースを観客席で見ている方には、わかって頂けると思いますが、テレビとかで見ていると、全然迫力が伝わらないのでは? と、思います。

鹿島 :それは思いますね。

竹内 :なかなか機会はないとは思うのですが、どんなに凄いか、一度みんなを乗せてあげたいですね。

 

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