Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。 


 PART2(7月23日放送)

Profile
本名:稲垣潤一
生年月日:1953年7月9日
出身地:仙台
中学から本格的なバンド活動を始め、ライブハウスや米軍キャンプ等で演奏を続けるうちドラムスをプレイしながらヴォーカルをとるというスタイルが出来上がる。1982年、 「雨のリグレット」でデビュー。「ドラマティック・レイン」「夏のクラクション」「ロング・バージョン」「バチェラーガール」等数々のヒットで日本を代表するAORシンガーとしての位置を確立する。
2000年の夏は18枚目のアルバム「MY ONE」(好評発売中)を引提げ、8月18日より全国ツアーを開始する。

 
今週のゲストは、先週に引き続きましてミュージシャンでありながら今シーズンはレーサーとしても活躍中の稲垣潤一さんです。じっくりお楽しみ下さい。

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鹿島 :稲垣さんは1980年代に名取裕子さん主演、永島敏行さん共演のフォーミュラーカーのレースを舞台にした映画「愛はクロスオーバー」に出演されていましたよね。

稲垣 :国枝修司というレーサー役でね。大変だったんですから…

鹿島 :ヘルメット持ってスーツ姿で歩いてる広告用の写真、キマってましたネ。

稲垣 :そうですかね、フフフ。

鹿島 :レースの映画に出られて、そしてテーマ曲も担当されて、クルマ好きとしては結構よかったんじゃあないですか?

稲垣 :よかったですけど、役者というのは大変ですね。だから、あれしか出てないんです。でも、これが「役者冥利に尽きる瞬間なんだろうな」っていうのは解りましたね。

鹿島 :どういう瞬間ですか?

稲垣 :その役に感情移入といいますか、「なりきった」というところまでは行ってないんですけど、ずっと撮影が進む間に少しは感情移入できた時に、これがやっぱり役者のやりがいなんだろうなあ…という瞬間がありました。

鹿島 :なるほど。

稲垣 :ただね、たとえばセリフでね、「いよいよだな」っていう一言ですよ。これを僕は1週間ぐらい練習しまくったんです。「いよいよだな…、いよいよだな…」(笑)

鹿島 :ひえ〜!

稲垣 :そのうち段々「いよいよだな」のアクセントが変になっちゃって…ホントに、よくわからなくなるぐらい練習しました。今では笑い話ですけどね。

鹿島 :懸けてた一言ですね。

稲垣 :ホントに大変でした。それから、現場でセリフが変わっちゃたりするんですよ。イキナリ変わるんですよ!? それも台本2ページぐらい変わるんですよ!

鹿島 :えーッ! そうなんですか!?

稲垣 :せっかく憶えてきたのに…。でも、役者さんなんかあんまり憶えてこなくて、その場で憶えるんですよ。やっぱりプロの方は違うなと思いましたね。

鹿島 :今後どうですか、またそういう機会があったら?

稲垣 :出ないでしょう。ただ、メチャなんか面白い役どころだったら、やるかもしれませんけどね。まあ、たぶんやらないとは思いますけどね。

 

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「もうリハーサルやってますから。これが大変なんです…」