Driver's Salon
 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。 


 PART1(7月16日放送)

Profile
本名:稲垣潤一
生年月日:1953年7月9日
出身地:仙台
中学から本格的なバンド活動を始め、ライブハウスや米軍キャンプ等で演奏を続けるうちドラムスをプレイしながらヴォーカルをとるというスタイルが出来上がる。1982年、 「雨のリグレット」でデビュー。「ドラマティック・レイン」「夏のクラクション」「ロング・バージョン」「バチェラーガール」等数々のヒットで日本を代表するAORシンガーとしての位置を確立する。
2000年の夏は18枚目のアルバム「MY ONE」(好評発売中)を引提げ、8月18日より全国ツアーを開始する。

 
今週のゲストは、ミュージシャンでありながら今シーズンはレーサーとしても活躍中の稲垣潤一さんです。じっくりお楽しみ下さい。

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鹿島 :稲垣さんは昔からクルマが大好きで、1980年代はゴルフを使ったレースでご活躍でした。ボク、ずっとお会いしたいと思ってまして、先日の富士スピードウエイでの走行テストで念願かなったわけですが。

稲垣 :そうですね。うん。

鹿島 :今シーズン、アルテッツアを使ったワンメイクレース(レーサー鹿島も参戦中!)に名門トムスから登場、しかもエースナンバー36を背負って、です。

稲垣 :ねえ。どうしましょう(笑)? 最初は「取りあえず1回乗らせて下さい、それから決めますよ」って言ったら、「稲垣さん、今更ダメです。もう遅いです」って言われまして(笑)

鹿島 :第1戦がゴールデンウィーク中に富士スピードウエイで行われましたが、ちょっとヒヤッとする場面がありましたね?

稲垣 :ありましたねぇ。クラッシュして1周もせずに終わってしまって、チャンチャンって感じですね。

鹿島 :それから第3戦が筑波。予選は晴れだったんですが、決勝は土砂降りでした…

稲垣 :あれはスゴいレースでしたよね。スコール状態で、前なんか見えやしない。雨で見えないのに、さらに曇って全然見えないんですよ。もう、しょうがないから窓を開けて横から見ながらの運転でメチャクチャ怖かったですね。「カンベンしてくれよな〜」みたいな、ね(苦笑)。でも、2〜3周で赤旗(※レース中断のサイン)が出てね。

鹿島 :あまりの雨の激しさに、一旦レースを中断して再スタートだったんですよね。結局予選30位から完走21位、という記録ですが。

稲垣 :もう、ホントにね…。あの雨で、「これは潰れるクルマがいるから、取りあえずトロトロでもいいから走っていよう」みたいな作戦ですから。ブツけられましたけどね。みなさんからいろいろ可愛がっていただきました(苦笑)。

鹿島 :けっこうこのレースにはいろんな方が出てますからね…。

稲垣 :レベル高いですよね。僕、甘く見てました。筑波は走った回数も多くて、ゴルフレースの時はそこそこのタイムを出せていたんです。それが甘かったですね。(アルテッツァレースでは)2秒ぐらいの間に20台ぐらい入ってるでしょう?

鹿島 :もっとですね。1.6秒内に25台です。

稲垣 :あれ見て、ビックリしました。「ありゃ〜!?」みたいなね(笑)。 ちょっと筑波は久々に走って、わかんなかったですしね。富士の方がまだタイム出してたので、もうちょっと頑張らないといけないですね。

鹿島 :こういう話をしてますと、「レーシングドライバー稲垣潤一」さんになってますよね(笑)。 目が遠くを見てますものね。

稲垣 :ただ泳いでるだけじゃないですか?(笑)

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「以前からです。濃いんですよ…」