クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。


鹿島 :石井さんが持っているエンターテイメントの要素の中から、ボクらも頂けるモノは頂きたいですねぇ。

石井 :日本にしか出来ないモータースポーツのイメージというモノを、もっと確立した方がいいと思います。たとえば、イタリアはイタリア色になるし、フランスはフランス色になる。その国の持ってる色合いでモータースポーツを染めていると思うんですね。

鹿島 :イタリアなんかは、みんなが赤を着ててコースになだれ込んで来ちゃいますものね(笑)

石井 :外国人が来たくなるような、「日本っぽい」演出をして欲しいですね。長野オリンピックみたいなのじゃなくてね(笑)

石井・鹿島 :フフフハハハ(爆笑)!






鹿島 :これは大きな課題ですよ!

石井 :日本ならではの特色が出るといいんですけどね。たとえば、ジャンパーがすごくカッコイイとかね。黒い革ジャンに同じ黒で後ろに「龍」が刺繍してあるようなのだと、「あっ、欲しいな」と思っちゃう。…それだけでもだいぶ違うような気がするんですよ。

鹿島 :じゃあ、ボクも今年はヘルメットを唐草模様にして…(笑)

石井 :フフフ。唐草模様はどうかわからないけど、家紋なんかはカッコイイんじゃないですか!?

鹿島 :いただきます!!





鹿島 :石井さんの「ステージへのこだわり」って、何ですか?

石井 :ボクがセットとかにこだわるのは、ただ「音楽を聴きに行く」「その人を見に行く」だけ、というのはイヤなんですよ。そういう見方をしないで欲しいんです。もっと参加するというか、自分がその中に入り込めるというか…

鹿島 :お客さんもステージの一部、みたいな…?

石井 :うん。そんな感じで観て欲しいので、どうしてもステージにこだわちゃうんです。

鹿島 :4月29日から始まる全国ツアー。タイトルが…

石井 :「ドラガジア」。ホントだったらドラゴン・エイジアだけど、それじゃ普通なので「ドラガジア」にしました。2000年で辰年、しかも竜也で竜だからドラゴンにこだわってみようかなと思いまして(笑)
今回は「アジア」に凝ってみようと思ったんです。というのも、今の日本の若い人達はカッコ良くなって感性も鋭くなってるし、ボーダレスなんですね。すごくイイなと思ってるんです。


鹿島 :若い人達は自由ですよね。

石井 :ただ、まだ猿マネは続いてるんです。そこでオリジナリティを出すためには、アジアというのがポイントになるんじゃないかなと。
21世紀はアジアの時代なんです。だから今の子供達の鋭い感性の中に、「アジア」というモノをテイストとして入れていったならば、世界の目がアジアに向けられるのではないかと思うんです。


鹿島 :なるほど…

石井 :特にそれをやらなくちゃいけないのは日本人のミュージシャンだと、ボクは思うんです。映像ではできてるんですが、音楽ではできてないと思うんです。
自分達の個性を取り戻すためにも、自分達主導型の音楽を作るためにも、「アジア」というのは捨てられないと、実は思ってるんですよ。
その旗手になりたいとは思わないけど、ヒントになればいいな、と思って。


鹿島 :石井さんの心の中では、イロイロとアイディアがあるんですね。

石井 :「こうやったらいいのに」とか「こんな事やったら面白いのに」っていうアイディアはありますね。…まあ、観てのお楽しみ、ですね(笑)

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今週も先週に引き続きまして、アーティストの石井竜也さんの事務所におじゃましてのインタビューの模様をお送りいたしました。

ドライバーズ・サロン! 来週はザ・イエローモンキーを代表するクルマ好きをお迎えしてお送りいたします。どうぞお楽しみに!
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