クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。


鹿島 :世界レベルのバイクレースには、日本人ライダーの方って多いですよね? しかもほとんどトップクラスで走っていらっしゃいます。海外に在住されてトップで活躍されている原田さんから見て、日本人の4輪のレーサーが世界で活躍するための秘訣、ありませんか?

原田 :う〜ん… 秘訣かどうかはわからないですけど、僕が外から見た感じですと、4輪の選手って乗るためにスポンサー活動しなくちゃいけないですよね? 「お金を持っていかないと乗せてもらえない」というところが、多分あると思うんですよ。

鹿島 :はい…

原田 :2輪の選手は速ければメーカーと契約して、そのまますぐテストって感じで出来るんですよ。だから、そういうところが大きな違いというか…
僕らは、レースに勝つことだけに専念して、シーズンオフにはトレーニングもできるし、テストもできる。4輪の選手は、シーズンオフにスポンサー活動したり、まず乗ための環境を整えなくちゃならない… その辺が変われば、もっともっと世界で活躍できると思うんですけどね。






harada!
鹿島 :トップチームから声が掛かって、雇われてマシンに乗る、というドライバーが登場して欲しいですよね。

原田 :そうですね。まあ、4輪のレースの形式というのが2輪とちょっと違うんでね。高木虎之介選手とは個人的にも付き合いがあるので、虎にはトップチームと同じクルマに乗ってもらって、何処までいけるかをファンとして観てみたいですね。

鹿島 :一般の方々にもより興味を持っていただいて、日本でのモータースポーツ人気がドンドン上がって、いろんな企業の方が理解を示してくれる状況を作っていきたいですね!

原田 :そうですね。今後のために頑張ります。






鹿島 :日本のバイク事故は「巻き込み」が多いらしいんですが、何かいいアドバイスってありますか?

原田 :そうですね… 僕はクルマに乗ってるときは、左折の際に(バイクを)巻き込まないように左のバックミラーを見るとかして気をつけてるんですけど、バイクの人って(クルマの左側を)すり抜けて行っちゃうのが結構、多いと思うんですよ。

鹿島 :ええ。

原田 :あと、ミラーで見てもバイクってちっちゃいので遠くにいるように感じちゃうんですよ。お互いに気をつけて事故は無くして欲しいと思います。
ちょっとした心遣いで変わると思うんですよ。バイクの人は「あ、このクルマ曲がりそうだな」という時はすり抜けはやめて欲しいし、4輪の人も曲がる時には2輪がいるかもしれないということを気をつけて欲しい。死角に入っていることも多いですからね。


鹿島 :バイクのみならず、自転車もそうですしね。子供がいるかもしれないですし、気をつけたいと思います。

原田 :そうですね。

鹿島 :今年も3月19日からワールドグランプリがスタートしますが、今年の意気込みをファンの皆さんにお願いします。

原田 :まあ、いつも始まってから考える方なので、意気込みは特にはないんですけど、いつも思っていることは「チャンピオンを取りたい!」「レースで勝ちたい!」です。マシンが開発途中なのでいろいろ問題があるかもしれませんが、出来るだけ頑張っていい成績を残したいと思ってます。

鹿島 :これからレースを始めようという人、世界を目指していこうとしている人にメッセージをお願いします。

原田 :日本では2輪のレースってあんまり知られていないと思うんですけど、ヨーロッパでは凄い有名だし、やっただけの見返りがあるので夢を持って挑んでもらいたいと思いますね。

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今週のゲストは、先週に引き続きまして「世界のHARADA!」 バイクの世界GP選手権のトップライダー原田哲也さんでした。

来週は、ペットにまつわる数々の著書を持ち、TV・ラジオでコメンテーターとして活躍中の獣医師・安川明男先生をお迎えして、「クルマとペットのよりよい関係」を探っていきます。どうぞお楽しみに!
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